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写真家 岡田敦 | Okada Atsushi

I kiss the world by taking the photograph

■ JRA賞馬事文化賞受賞‼︎

JRA賞
JRA賞馬事文化賞受賞
書籍『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』


1月9日、東京への帰路の途中、昨年出版した拙著『エピタフ』が2023年度のJRA賞馬事文化賞を受賞したとの知らせが届きました。

JRA、つまり日本中央競馬会。速く走ることとは無縁の世界で生きていたユルリ島の馬たちの姿と、その馬たちが背負っていた土地の歴史を刻んだ本がJRAの歴史ある賞に選ばれるとは……。受賞の知らせを聞いて真っ先に思い出したのは、かつてユルリ島で暮らしていた庄林泰三さんが10年前に僕の心の中に遺した言葉でした。

「最後の馬がいなくなったら、それでユルリ島という島の一生も終わりだ。だから、岡田くんに最後を見届けてもらってよ、ユルリ島の島の一生をなんとか記録に残してほしいと思うんだよ。こういう歴史があったんだよっていう1ページをな……」

僕はまだこの約束を果たすことはできていません。けれどこの先、数十年という時を経てもなお、ユルリ島の草原を駆け抜けていった馬たちの姿は、『エピタフ』を手に取ってくれた人たちの記憶の中に留まることができるかもしれない……。そんな希望のようなエールを、日本の馬事文化を伝える賞からいただいたような気がしています。


2024年1月10日 岡田 敦





JRA発表
2023年度 JRA賞馬事文化賞
受賞作:エピタフ 幻の島、ユルリの光跡
受賞者:岡田 敦 氏


◇受賞作の概要
根室半島沖に浮かび、今は無人島となった「ユルリ島」の魅力に引きつけられた著者が、島に残され消えゆく馬たちの記憶をとどめるため、幻想的な写真とともに、様々な角度からアプローチして幻の島に迫ろうとした作品。


◇受賞理由
馬がいた時代の情景が見えてくるような地元の方との対話が自然で素晴らしく、詩のような世界を構成している写真とともに、あらゆる面からユルリの記憶を残そうとする著者の熱意と真摯で誠実な取り組み方が評価された。


◇受賞者のコメント 岡田 敦 氏
 北海道の東の果てに、馬だけが暮らしている島がある。そんな不思議な島の話を耳にしたのは、いまから15年ほど前のことでした。無人島になぜ馬がいるのか。馬はどこからやってきたのか。多くの謎を秘めたその島に僕は心を奪われ、気づけば30代の全てをささげていました。
 ユルリ島、消えゆくことが運命づけられた馬たちの島……。その光景と歴史を永遠に遺したい。『エピタフ』、すなわち“墓碑銘”と名づけたこの本に刻んだユルリ島にまつわる物語が、日本の馬事文化を伝える歴史ある賞のもと、時代を超え、多くの人たちに語り継がれてゆくことを願っています。このたびは名誉ある賞をいただき、ありがとうございました。


JRA賞馬事文化賞
JRA賞馬事文化賞は、当該年度において文学、評論、美術、映画、音楽、写真、公演、催事、テレビ番組等を通じ馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に授与する。


◇2023年度 JRA賞馬事文化賞選考委員(五十音順)
 相澤 正彦 氏〔成城大学 教授〕
 梯 久美子 氏〔ノンフィクション作家〕
 小長谷 有紀 氏〔国立民族学博物館 名誉教授〕
 小林 善一郎 氏〔元馬事文化財団 理事長〕
 末崎 真澄 氏〔元馬事文化財団 理事〕
 坂東 賢治 氏〔毎日新聞社 論説室特別編集委員〕
 本村 凌二 氏〔東京大学 名誉教授〕
 山本 容子 氏〔銅版画家〕


◇選考委員会での経過
2023年度のJRA賞馬事文化賞は、2022年11月から2023年10月末までの1年間に出版・制作等された馬・馬事に関する文化作品について、内容を個々に検討のうえ、昨年12月の第1回選考委員会を経て、本日の第2回選考委員会で、(著者)岡田敦氏の『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』に決定した。


◇JRAニュース:2023年度JRA賞馬事文化賞の決定
https://www.jra.go.jp/news/202401/010904.html





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#JRA賞馬事文化賞 #馬事文化賞
#エピタフ #岡田敦

  1. 2024/01/10(水) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 毎日新聞 – JRA賞馬事文化賞

毎日新聞

今週の本棚 岡田敦著『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』

———歳月を経れば、無人島の馬は絶滅する。だから、馬だけが暮らしている島は、いずれ幻のエピタフ(墓碑銘)しか残らない。

歴史学者・本村凌二

2024年1月27日 朝刊
https://mainichi.jp/articles/20240127/ddm/015/070/018000c

  1. 2024/01/27(土) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 優駿 – JRA賞馬事文化賞

優駿 JRA賞 馬事文化賞 岡田敦 エピタフ


優駿 JRA賞 馬事文化賞 岡田敦 エピタフ


優駿 2024年2月号

『優駿』2月号でJRA賞の特集が組まれました。現代の名だたる名馬のなかに、戦後の農耕馬の子孫が紛れ込んでいるかのような不可思議な光景。



[永久保存版]
日本の競馬はさらなる高みへ。
2023年総集編

目次

2023年度JRA賞
受賞馬・受賞者一覧

イクイノックス 体現した競走馬の理想像

タスティエーラ 常道を覆し、築いた蹄跡

リバティアイランド 次代を担う新女王

ソングライン 馬場にも牡馬にも打ち勝って

ママコチャ スプリント界に新星

レモンポップ 挑戦が実った1年

マイネルグロン 飛躍を続ける新王者

ジャンタルマンタル 底知れぬポテンシャル

アスコリピチェーノ 時計が裏付ける実力

クリストフ・ルメール シーズンを通じて保ったもの

川田将雅 競馬史に残る領域に

田口貫太 騎乗数に裏打ちされた信頼

松山弘平 東西を問わず活躍の場を広げる

石神深一 押しも押されもせぬ第一人者

杉山晴紀 目の前の1頭、1レースに集中

木村哲也 切磋琢磨が生んだ快挙

矢作芳人 矢作流を貫いて

ウシュバテソーロ ダートで極めた「世界」の頂点

馬事文化賞
受賞作 エピタフ 幻の島、ユルリの光跡
受賞者 岡田敦



優駿2月号 No.962
2024.01.25発売
https://www.yushunweb.jp/new/



#優駿 #JRA #JRA賞
#JRA賞馬事文化賞 #馬事文化賞
#エピタフ #岡田敦
 
 
  1. 2024/01/25(木) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 十勝毎日新聞 – JRA賞馬事文化賞

十勝毎日新聞

鹿追ゆかりの写真家岡田さんの著書がJRA馬事文化賞

社会部・高井翔太

2024年1月21日 朝刊
https://kachimai.jp/article/index.php?no=601751

  1. 2024/01/21(日) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 毎日新聞 – JRA賞馬事文化賞

毎日新聞

馬事文化賞に岡田氏

———霧に煙る草原の馬たちは美しいが、繁殖を避けるため、今では牝馬だけが残された。いずれは姿を消す馬と島にささげたエピタフ(墓碑銘)である。

毎日新聞社特別編集委員・坂東賢治

2024年1月20日 夕刊
https://mainichi.jp/articles/20240120/dde/035/050/004000c

  1. 2024/01/20(土) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 釧路新聞 – JRA賞馬事文化賞

釧路新聞

岡田敦氏「エピタフ」JRA賞馬事文化賞に 根室のユルリ島野生馬の写真集

記者・山本繁寿

2024年1月13日 朝刊
https://kushironews.jp/2024/01/13/481371/

  1. 2024/01/13(土) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 北海道新聞 – JRA賞馬事文化賞

北海道新聞

写真家岡田敦さん著書「エピタフ」、JRA賞馬事文化賞に 稚内出身 ユルリ島の野生馬題材

文化部・大原智也

2024年1月11日 朝刊
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/961379/

  1. 2024/01/11(木) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 朝日新聞 書評委員が選ぶ「今年の3点」

朝日新聞 岡田敦 エピタフ

朝日新聞 書評委員の「今年の3点」
2023年12月23日朝刊


朝日新聞の書評委員が選ぶ「今年の3点」にて、『エピタフ』を紹介していただきました。

———胸高鳴る出会い 来年も

自分にとって大切な本になった3冊。①北海道根室に、上陸が厳しく制限され、50年近く野生の馬だけが暮らす無人島がある。そのユルリの地を10年以上追いつづけた岡田が、島にゆかりのある人々の談話や資料とともにまとめた写真集。消えゆくものたちが放つ静謐な光に息が止まる。


小澤英実 選 (東京学芸大学准教授)
①エピタフ 幻の島、ユルリの光跡 (岡田敦著、インプレス・2970円)

②ベルリン 1928−1933 黄金の20年代からナチス政権の誕生まで (ジェイソン・リューツ著、鵜田良江訳、パンローリング・4950円)

③寝煙草の危険 (マリアーナ・エンリケス著、宮﨑真紀訳、国書刊行会・4180円)


#朝日新聞 #書評委員 #小澤英実
#エピタフ #ユルリ島 #岡田敦
  1. 2023/12/25(月) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ 優駿 1月号

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雑誌『優駿』2024年1月号

速く走ることとは無縁の世界で生きていた馬たちの本を、JRAが発行する雑誌『優駿』1月号で紹介していただきました。

———これまでに読んだ馬関係本の5本の指に入る、いや3本の指、いやいやベスト1かもしれぬとしみじみ思ったのであった。  立川末広


『優駿』2024年1月号
優駿的読書案内
『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』インプレス刊

#JRA #優駿
#今月の1冊 #立川末広 #競馬
#エピタフ #岡田敦
  1. 2023/12/24(日) 00:00:00|
  2. 書籍『エピタフ』

■ デジタルカメラマガジン 12月号

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フォトコンテストの審査員を担当している雑誌『デジタルカメラマガジン』の12月号が発売されました。入賞作品と選評はウェブサイトからもご覧いただけるので、ぜひのぞいてみてください。今年の審査はこれで最後、次回は2024年の2月号です。ご応募お待ちしております。



雑誌『デジタルカメラマガジン』12月号
フォトコンテスト|選者:岡田敦
https://ganref.jp/photo_contests/winners/791



#デジタルカメラマガジン
#フォトコンテスト #インプレス
#写真 #カメラ #雑誌 #岡田敦

  1. 2023/11/26(日) 00:00:00|
  2. 雑誌掲載

■ 写真から100年

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東京都写真美術館で開催されている東京工芸大学の創立100周年記念展「写真から100年」に参加しています。

思い返せば、大阪芸術大学の写真学科に通っていた僕が、東京工芸大学の大学院に進学することになったのは、当時、東京工芸大学で教べんをとられていた写真家の細江英公先生に声をかけていただいたことがきっかけでした。作家の三島由紀夫をモデルにした「薔薇刑」、舞踏家の土方巽とのコラボレーションによる「鎌鼬」など、世界の写真史に残る名作をいくつも生み出してきた細江先生から、その創作の背景を直接うかがえたことは、僕にとってとても貴重な時間でした。

「写真から100年」、細江先生の「薔薇刑」も展示されています。僕の作品は1点だけですが、お近くの方はぜひお立ち寄りください。



東京都写真美術館
東京工芸大学 創立100周年記念展「写真から100年」
2023.11.11(土)~12.10(日)
毎週月曜日休館

2023年は東京工芸大学の創立100周年にあたります。 これを記念して、東京工芸大学の歴史と伝統をたどりながら、東京工芸大学と日本写真界との関わりや、テクノロジーとアートを融合する写真の教育と研究を原点として、工学部と芸術学部を擁する総合大学へと発展した東京工芸大学の特色を紹介する展覧会を開催いたします。

展覧会は4部構成となっており、第1部は「工芸ヒストリー」として、日本にける写真教育のルーツを紐解きながら、1923年に当時最先端の写真専門の高等教育機関である小西寫眞専門学校として創立してから現在までの歩みを、第2部は「活躍する卒業生」として、多彩な出身写真家たちの作品、第3部は「写大ギャラリーコレクション」として、国内有数の写真作品コレクションとして知られる東京工芸大学の公開施設である写大ギャラリーの所蔵作品、第4部は「次の100年に向かって」として、未来を創造する東京工芸大学の工学部と芸術学部の共同研究によるプロジェクトやメディアアート作品などを紹介していきます。

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4589.html

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#東京都写真美術館
#東京工芸大学 #写真から100年
#細江英公 #薔薇刑 #岡田敦
 
 
  1. 2023/11/25(土) 00:00:00|
  2. 展覧会情報

■ フランス『C’est quoi pour vous la photographie?』

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フランスで出版された『C’est quoi pour vous la photographie?』(CHIBI INTERNATIONAL)に作品を掲載していただきました。国内外で活躍する日本人写真家による作品と、「あなたにとって写真とは?」への応答で構成されています。

掲載された作品は「MOTHER」と「Yururi Island」で、こういった作品をなんのためらいもなく「載せたい!」と連絡をくれるフランスの文化人の懐の深さにいつも驚くのですが、日本にも気骨のある出版社はあって、「MOTHER」は10年ほど前に、札幌にある柏艪舎(はくろしゃ)から写真集として出版されています。こちらもぜひお手にとってご覧いただきたい作品です。

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写真集『C’est quoi pour vous la photographie?』
https://www.chibi.international/cest-quoi-pour-vous-la.../

写真集「MOTHER」柏艪舎
https://www.hakurosya.com/books/book.php?book_id=244

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My works was featured in «C’est quoi pour vous la photographie?» (CHIBI INTERNATIONAL) published in France. 100 Japanese photographers are introduced.

Special Thanks
@_sophiecavaliero2023
@brigittemanoukian
@morgane_kieffer

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#CHIBIINTERNATIONAL
#SophieCavaliero
#BrigitteManoukian
#MorganeKieffer
#OkadaAtsushi #岡田敦
#MOTHER #柏艪舎 #出産
#YururiIsland

  1. 2023/11/24(金) 00:00:00|
  2. 作品「ユルリ島」関連

■ 神田日勝 × 岡田敦 季評

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北海道新聞に展覧会「幻の馬」の展評が掲載されました。ふれられているのは数行ですが、画家・神田日勝の作品と対比し「ともに時代を超えて鑑賞され、また時代の記録ともなりうる」と書いていただいたその言葉が嬉しいです。

僕の作品はまだ“時の洗礼”を受けておらず、50年後にどれだけの作品がこの世界に残っているのか分かりませんが、半世紀以上も前に亡くなった日勝の作品が、あるときから作家の創作の意図を超え、その土地の歴史、その時代を生きた人々の歴史を語りはじめたように、僕が作ってきたユルリ島の作品も、本来の創作の意図や目的を超え、舞台となった島の歴史を伝えていってほしいと思っています。

展覧会は形に残るものではないので、こうして展評が載ることはありがたく、筆者の道立函館美術館の大下智一さん、ありがとうございます。

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また、展覧会「幻の馬」の図録は、神田日勝記念美術館のオンラインショップで販売しています。増刷はしないので、残り100冊ほどですが、なくなり次第、終了いたします。ぜひ美術館のオンラインショップからお買い求めください。

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北海道新聞 11月21日朝刊
文化面「季評」大下智一
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/943238

神田日勝記念美術館・ショップ 図録
https://kandanissho.com/store/

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#北海道新聞 #道新 #季評 #大下智一
#神田日勝 #岡田敦 #幻の馬 #馬
#神田日勝記念美術館 #鹿追町 #鹿追
#ユルリ島 #エピタフ #写真集 #写真展
  1. 2023/11/22(水) 00:00:00|
  2. 作品「ユルリ島」関連

■ 神田日勝 × 岡田敦 幻の馬

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神田日勝記念美術館・開館30周年記念展「幻の馬」も閉幕から2週間がたちました。鹿追の地に集まっていた馬たちも、互いに別れを告げ、それぞれの帰途につきました。「死馬」をはじめ、日勝の作品のいくつかは、すでに普段の収蔵先である札幌にある道立近代美術館へと戻り、再び長い眠りに就いている頃でしょう。

画集や美術館で幼い頃から眼にしてきた画家・神田日勝の作品と一緒に展覧会ができたことは、僕の作家人生にとってかけがえのない経験となりましたが、それと同じぐらい、生前の彼を知る人たちから話を聞けたことは、僕の大きな財産となりました。

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そして、日勝の作品を想う鹿追の人たちの文化意識の高さに、驚く日々でもありました。1970年に日勝が亡くなったのち、彼の作品が鹿追の地から無くなってしまうことを危惧し、美術館建設の必要性を最初に訴えたのは「らんぷの会」という地域の文芸サークルの若者だったことは何度かここでも触れましたが、当時20代半ばだった彼らの声は、45年以上の時がたったいまでも、鹿追の地にしっかりと根付いているように感じました。

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最後に、約2カ月半にわたる展覧会でしたが、来館者数は普段の2倍に迫る勢いだったそうです。日勝が描き遺した当時の馬も、僕が見届けてきたユルリの馬も、もう鹿追の地にはいませんが、馬たちの《邂逅》を静かに見守ってくださった皆さま、ご来場ありがとうございました。

岡田敦


#神田日勝 #岡田敦 #幻の馬
#神田日勝記念美術館 #鹿追町
#ユルリ島 #エピタフ

  1. 2023/11/12(日) 00:00:00|
  2. 作品「ユルリ島」関連

■ 神田日勝 × 岡田敦 鹿追の地

岡田敦 神田日勝 1125b

早いもので、展覧会「幻の馬」も残り1週間となりました。最終日の10月28日を過ぎると、ユルリ島の馬は鹿追の地を離れ、そしてまた、神田日勝の作品のいくつかも鹿追の地をあとにします。

先日の投稿で少しだけ触れましたが、日勝の作品はすべて鹿追町の美術館にあるわけではありません。1970年代に北海道が道立美術館の誕生にむけ、道内作家の作品収集に力を入れていたとき、日勝の作品もその対象となり、鹿追の地を離れました。今回の展覧会で展示している「死馬」「一人」「飯場の風景」は、札幌にある道立近代美術館から一時的にお借りしたものです。

ユルリ島の馬と日勝の馬が、鹿追の地で顔をあわせるのも残り1週間。最初で最後かもしれません。孤高の馬たちの邂逅を見に、ぜひ鹿追へいらしてください。

#日勝が通った笹川小学校
#神田日勝 #岡田敦 #幻の馬
#神田日勝記念美術館 #鹿追町
#ユルリ島 #エピタフ #日曜美術館

  1. 2023/10/21(土) 00:00:00|
  2. 作品「ユルリ島」関連

■ 新根室プロレス物語



2016年に出演したテレビ番組「乃木坂46 橋本奈々未恋する文学」でお世話になったUHBのスタッフが、根室を舞台とした映画を作りました。音楽も「恋する文学」のときと同じく阿南亮子さんです。僕は参加していませんが、映画のウェブサイトもぜひご覧ください。

新根室プロレス物語
https://www.uhb.jp/new-nemuro-movie

#新根室プロレス物語 #新根室プロレス 
 
  1. 2023/10/19(木) 00:00:00|
  2. その他

■ 神田日勝 × 岡田敦 らんぷの会

岡田敦_神田日勝_1125a

人口5千人ほどの小さな町である鹿追町に神田日勝記念美術館が誕生したのは1993年。神田日勝が亡くなった1970年から23年後に開館したことになるのですが、最初に美術館設立の必要性を訴えたのは、「らんぷの会」という町内で活動していた小さな文芸サークルだったそうです。二十代半ばの青年3人を中心とした「らんぷの会」は、若くして逝った日勝が郷土に遺したものはなんだったのか、その全貌をひもとこうと日勝の足跡をたどり、1977年に評伝『神田日勝』を発行しています。そして、その冊子の中にこう記しました。

「私たちは日勝の作品をできる限り多く鹿追に残しておきたい。日勝の偉業を鹿追町民の心の共有財産として永く保存活用していくために、収蔵庫ひいては美術館なり文化センターの建設が急務と思う」

この言葉がやがて記念館建設準備会の結成につながり、実行委員会となり、建設計画準備室の設置へと発展してゆきました。ベニヤ板に油絵具で描かれた日勝の作品は、適切な環境で保管しなければ寒暖の激しい北国では板と絵具の間に乖離をもたらし、数十年もたたずして原型が失われていたことでしょう。また、1970年代の北海道は、道立美術館の誕生にむけ道内作家の作品収集に力を入れていた時期でもあり、日勝の代表作である《室内風景》《死馬》《人と牛D》なども鹿追の地を離れはじめていました。もし、「らんぷの会」の若者が声をあげていなければ、日勝の作品はほとんど鹿追の地には残っていなかったかもしれません。そう考えると、今回の展覧会が「開館30周年記念展」といっても、実際にはそれ以上の長い時のうえに成り立っているように感じます。

人口5千人ほどの小さな町に立派な美術館があることを不思議に思っていましたが、その背景には、日勝が蒔いた種に水をやり、大地に息吹いた芽に光を当て、決して枯らすまいと育ててきた鹿追の人たちの精神性があるのかもしれません。開館30周年記念展「幻の馬」。会期も残り3週間となりました。秋の鹿追にぜひいらしてください。



<神田日勝記念美術館>
開館30周年記念展Ⅱ
神田日勝 × 岡田敦 幻の馬
2023年8月11日~10月28日
休館日:毎週月曜
※10月9日(月)は祝日のため開館、10月10日(火)が休館
評伝『神田日勝』復刻版
https://kandanissho.com/store/



#らんぷの会 #開館30周年
#神田日勝 #岡田敦 #幻の馬
#神田日勝記念美術館 #鹿追町
#ユルリ島 #エピタフ #日曜美術館

  1. 2023/10/07(土) 00:00:00|
  2. 作品「ユルリ島」関連

■ 幻の馬 × NHK 日曜美術館

神田日勝_岡田敦_幻の馬_NHK_s

NHK 日曜美術館

NHK「日曜美術館」の「アートシーン」のコーナーで、現在開催中の展覧会「神田日勝 × 岡田敦 幻の馬」の様子が紹介されます。ぜひご覧ください。

NHK「日曜美術館」
9月24日(日) 午前9時45分
https://www.nhk.jp/p/nichibi-arts/ts/Y65QYVJR8L/schedule/


#NHK #日曜美術館 #アートシーン
#神田日勝 #岡田敦 #幻の馬
#神田日勝記念美術館 #鹿追町
#エピタフ #ユルリ島 #十勝
  1. 2023/09/23(土) 00:00:00|
  2. テレビ出演等

■ 幻の馬 × 十勝毎日新聞

岡田敦 神田日勝 1

岡田敦 神田日勝 2

『十勝毎日新聞』8月30日
日勝作品とコラボ 写真家が思い語る

『北海道新聞』8月23日
「未完の馬」に重ねたユルリ島の野生馬
 
 
  1. 2023/09/09(土) 00:00:00|
  2. 新聞掲載

■ 幻の馬 × NHK

NHK ほっとニュースぐるっと道東!

NHK総合「ほっとニュースぐるっと道東!」において、展覧会「神田日勝×岡田敦 幻の馬」の様子が放送されました。下記のURLからご覧いただけます。

NHK|鹿追町 神田日勝の油絵と無人島の写真のコラボ展
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230906/7000060665.html
 
 
  1. 2023/09/09(土) 00:00:00|
  2. テレビ出演等
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